ヘッドライトが黄ばむ原因は?
ヘッドライトはポリカーボネート製で表面にハードコートというコーティング膜が存在します。ヘッドライトが黄ばむ=ハードコート層の表面が黄ばんでいるケースが多いです。このハードコートが黄ばむ原因は水分と紫外線による経年劣化です。
ハードコート層が残っている場合、表面をコンパウンドで軽く磨くだけで一時的には透明になります。が、数か月も経たないうちに元通りに戻ってしまいます。経年劣化が進むとハードコート自体が薄くなりなくなることもあり、ポリカーボネート自体の劣化がさらに早くなることも多いです。

どこに相談すれば良いのか?
ディーラーなどに相談すると「交換しかない」と言われるケースが多いため、
①交換する
②プロショップに依頼する
③自分で磨く
という選択肢から選ぶことになります。
ディーラーから「ヘッドライト内側の劣化だから交換するしかない」と言われたけど磨いたら綺麗になったという事例もありますので判断が難しいところです。
まずは磨くまえに養生から

↑今回はリンカーンリムジンのヘッドライトを施工
ハードコートは4H前後の硬い膜なのでサンドペーパーを使用して剥がす作業から行います。その際に周りを傷つけないようにマスキングテープやパイオランテープなどで養生します。

国産車と外車でハードコートの違いがあるので工程数が変わります。国産車は500番程度からの4工程、外車は240番からの5工程というのが最も多いパターンです。

今回はROTEX 90という研磨機を使用してバキュームをつないで研磨を行いました。研磨時に出るポリカーボネートの粉塵をバキュームで吸塵してくれるので作業者も汚れることなく研磨できます。
研磨するときの注意点
よくある質問は
・何番のペーパーでどのくらい磨いたら次の番手に変えるのか?
・何番まで仕上げればコーティングを塗ってよいのか?
・手作業より機械の方が良いのか?逆に手の方が良いのか?
①研磨時の注意点として粉塵をウエスでこまめに拭くなどして余計な傷がつかないようにすること。
②ペーパーの傷を目視で確認して整っているかの確認をして次の番手へ移行する。
③前の番手の傷が置き換わっているかを確認してさらに次の番手へ。その際にLEDライトを当てるなどして確認。
④番手を上げるほど透明度が上がってきますが3000番以上まで磨くと最終的な仕上がりや透明度は上がりますが、コーティングの密着性が低下してきます。これはダイレクトにコーティングの耐久性に影響を及ぼすため2000番程度で止めてコーティングを塗る方が良いです。
機械の扱いが難しいという方は「手作業」でも問題はありません。手作業でペーパーを入れる際のポイントとしては力を入れすぎないこと。部分的に強く当たってしまうと深い傷が入ってしまい仕上がりが悪くなることがあります。初心者の方はペーパーを水で濡らしてみるのも良いかもしれません。水がクッションとなり深い傷が入りにくくなり綺麗なペーパーの目がはいりやすくなります。
コーティングの選び方

せっかくコーティングしても6カ月~1年で剥がれたり変色するとがっかりしますよね。
コーティングの耐久性はどこでわかるのか・・・それは紫外線カットです。紫外線カット(UV吸収剤)を含むコーティングを選ぶことで黄ばみを長期的に抑えることができます。
もう一つは表面の硬さ。
鉛筆硬度で表示されていることが多く、4H、6H、などの表示がされているコーティングを目にしたことがあるかと思います。(鉛筆硬度は柔らかい方から順に6B~9Hの17段階)
ポリカーボネート自体の鉛筆硬度はH~2H程度です。(鉛筆硬度の最大値は9Hでガラスと同等)
もともとのハードコートの硬さが4H~5Hなので磨いた後のコーティングにも同様の硬さを求められます。
ReMobilでは2タイプのコーティングを用意
①3年耐久(2年保証) 手塗りタイプ 鉛筆硬度4H
②6年耐久(5年保証) スプレータイプ 鉛筆硬度6H
UV照射で硬化
紫外線硬化型の樹脂が比較的硬度が高めなのでReMobilのコーティング2タイプはどちらも紫外線を照射して固めるコーティングです。約1分ほどの照射でがっちり硬い被膜を形成します。

施工前


施工後


ピカピカになりました。
これで夜間の走行もライトの照度が落ちずに安全な運転ができますね。しかもこれが2年保証付きで安心です。
施工動画
同じようなお悩みを持っている方はお近くのReMobilまでお気軽にご相談ください。
「ブログを見た」とお伝えいただけましたら特別料金でご案内させていただきます。
技術習得に興味のある方はプロ向けの講座もご用意しておりますので下記よりお問い合わせください。
